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バリで満月の日に起きたこと|スーパームーンパーティー&コンタクトインプロビゼーション

ウブド スーパームーン・コンシャス・パーティー アカシャ

こんにちは、みさき(@misakitokyo)です。

先日4月20日は満月でした。

その1日は、とってもspontaneousで、自分の心の赴くままにYesといったら、今まで体験したことのないことがたくさん24時間の中で起きました。

spontaneousとは

予定通りではなく、その時の思いつきで行動すること

朝いつも通りに起床し、その日はオンラインのカウンセリングを受けた後、PCに向かって仕事を始めました。

でも実はあまりやる気がなくて、集中できずあまり仕事を進められないでいるところ、

「これからいくワークショップ、一緒にくる?」

と、同じコワーキングスペースのヴィラに住むポールから誘いを受け、ついていくことにしたところ…

 

 

この記事で伝えたいメッセージ
  • Be spontaneous!  気の向くままに生きよう
  • Good things come from outside comfort zone いいことはコンフォートゾーンの外で起きる
  • Don’t stress over the things you can’t control 自分のコントロールできないことでイライラしない
  • Everyone wants love, we all want the same みんな”愛”を懇求しているというのは一緒

 

自分のカンを信じて、とりあえずYesと言ってみた

とにかく今日は全然仕事乗り気じゃないなって感じで、全然仕事が進まないでいるところに、ポールがやってきて

「今日これからウブドでやってるワークショップにいくけど、来る?」

と聞かれ、

(あ〜でも今日この仕事やらなきゃいけないしな…でもなんか興味あるし行きたい)

と頭の中で3秒考えた後、「うん、行く」と二つ返事

 

もともとポールから、すごくいいワークショップで、人とのつながり方を練習できるって聞いていたから、自分の為になると思ったし、

せっかく出会ってすごく気の合うポールと仲良くなりたいと思っていたのもあって、とりあえずついて行くことに。

 

自分の部屋に戻り、5分で仕度。ワークショップは午前中だけだったので、シャワーも浴びずに食べかけの朝ごはんを残して、ポールのスクーターの後ろにまたがり、いざウブドへ。

 

ウブドが近くなって来ると、景色や空気感が変わってきて、

「あぁ、やっぱり私ウブドが好きだなぁ」

「今日は仕事どうせあんまり進まなかっただろうし来てよかった」

なんて思いながら、スクーターに揺られること30分。

はじめてのコンタクト・インプロビゼーションで号泣

開始時間に遅れてウブドのParadisoという施設につき、2階に上がると想像を絶する世界が…。

人と人が床の上で芋虫みたいに動いてる。そして人が人の上を這って絡まっている…!

私もとりあえず床に寝っ転がってストレッチしたり体を動かしてみることに。

インストラクターのガイドに従いながら、体を気持ちよく動かして、本能の赴くままに動けとのこと。

私が着いてから5分ほどすると、

「それじゃあ準備ができたらゆっくり他の人に指やつま先を使って触れてみましょう」

と言われ、徐々に私のパーソナルスペースがなくなり

とにかく、全く知らない赤の他人が自分のパーソナルスペースに入って来ることが恐怖すぎて、こわくてこわくて、感情がわーっと湧き出して、涙が溢れだしてきました。

私は床に寝転んで天井を見つめながら、頬には涙がつたってる…

 

こわくて仕方なかった。

 

こわくて動けないでいると、誰かが私のところに徐々にやってきて、ゆっくりと接触をすることに。

その時に、私は何がそんなに嫌でこわいのかをずっと考えてた。

私は彼氏のことはすごくよく触るし、触れられるのも好き。

私のラブランゲージの一つがPhysical Touch(フィジカル・タッチ)。

 

そこでこのセッションを通して気付いたのが、

「私、恋人になった以外の人に触れられたことない」

ということ。

 

海外の友達とは挨拶がわりにハグをしたりするけど、あまりそこに意味をもたせたことはなかったし、私は日本の家族と空港に迎えにきてくれたり、見送りにきてくれた時も、半年以上会ってなかったとしても恥ずかしいし気まずくてハグができない。

よく酔っ払って女友達がベタベタ私の体を触るとかってシチュエーションもすごく嫌だったし、女の子が家に泊まりにきて、一緒のベッドに寝ることが違和感がありすぎて嫌。

 

私は、恋人にしか触れられたことがなくて、誰かが自分のテリトリー内入ってくることや、体に触れられるのは、恋愛関係以外受け付けないということに気付いてしまった。

 

コンタクト・インプロビゼーションは、セクシャルなタッチではなく、健全なワークショップ。

それなのに、誰かが私のパーソナルスペースに入ってくると、体がこわばり、何かいけないことをしているような気持ちになったり、とにかく拒否反応を起こしていることに気付いた。

 

でもタッチって、全てセクシャルじゃないし、恋人の枠を越えた愛の表現方法の一つのはず。

私も人と繋がりたいし、ゆっくりだけど克服しようと思い、自分のペースで徐々にダンスに参加することに。

完全に自分のコンフォートゾーン外のこのワークショップ。私にとっては全くかんたんなことじゃなくて、無理難題。

でも流れている音楽が心地よくなってきて、人のダイナミックさってすごいなと驚いたりもした。

終盤、朝ごはんをちゃんと食べなかったからお腹も空いてきて、正直早く終わってくれないかな〜って思い始めてきたところに、ある人とコンタクトダンスをした。

見ず知らずの人と、ロマンティックとかセクシャルな含みは一切なしで、ダンス。

その時の音楽も体に染みるような音で、やっと気持ちよく触れ合うことができた。

 

こわくて泣いちゃったし、終わった後も何が起きたのかよくわからなかったけど、自分が今まで気付かなかった課題を見つけることができて、今日来てよかったなって思えた

「友達を大切にする」という私の課題

ウブドまでせっかく来たので、Ziaに連絡をして会うことに。

ポールと一緒にZiaの家に向かった。

本当は早く戻って仕事しなきゃって考えてる自分がいたけど、友達は大切にしたいし、友達を大切にするなら、それは行動で表さないと相手には伝わらないこと。

実際に彼女の顔をみたら、嬉しくて、抱きついてしまった。

彼女のポジティブなエナジーが最高に大好き。

 

今日のワークショップの話をしたり、3人で談笑していると、

Ziaが

「今日フルムーンのパーティーがあるから来なよ!最高に楽しいから」

と。

 

ポールは行きたそうにしてたけど、私はシャワーも浴びてないし、そもそも夜まで時間がありすぎるし、変な格好してるし、踊ったりする気分じゃない。

それに、朝のワークショップがインテンスすぎて、私はどっと疲れていた。

 

さらにそこに加えて、夜たくさんの人がいるところへダンスしに行くなんて…

とイントロバートな私は家に帰って休みたかった。

 

結局乗ってきたスクーターはポールの運転だし、Ziaには服もメイク道具も貸してあげるし、ここでシャワー浴びればいいから!と説得され、行く気分じゃないってはっきり言えない私はしぶしぶそのパーティーに行くことになってしまった。

思い通りにいかないことは仕方ないので昼寝して待つ

午前中のワークショップにだけくるつもりだったのに、夜の6時まで時間を潰すことになってしまって、時間もったいないな〜、PCも持って来てないから仕事できないし。

とちょっと不貞腐れていた私w

 

バリにいると、自分の思い通りに行かない場面に頻繁に会う

  • 大雨が降ってきて外出できなくなったり
  • インターネットが落ちて仕事できなくなったり
  • 誰かのスクーターで来てるから好きな時に帰れなかったり
  • 渋滞で目的地には到底時間通りにつかなかったり

でも雨が降ったら、それは行かなくていいよって自然がサインを出してるのかもしれないし、

インターネットが落ちたのなら、宇宙からの休めというメッセージなんだなと徐々に捉えらるように。

 

疲れてたしやりたいこともないし、きっと自分のヴィラに帰っても昼寝するだろうと思ったので、Ziaの家でお昼寝。

一週間ステイしていたZiaのお家なので、安心してぐっすりと最高のお昼寝ができました。

(普段眠りが浅くて、人がいるところでは寝ることができないのでレア)

 

シャワーをかりて、Ziaの洋服をきて、適当に指でラメのアイシャドウをわーっと塗ったくって、イベント開始の30分前に出発。

すると今度は、通らなくちゃいけない道が通行止め。

 

その先では、柔らかいバリの音楽と、ちょうど夕暮れ時の優しい光の中で、バリの女の子たちが民族舞踊をしていた。

スクーターから降りて、その美しさに見入ってしまいました。

 

「あぁ、なんかこれが観れたならイベントに遅れてよかったなぁ」

 

自分でコントロールできないことにイライラしてもしょうがない。

偶然と運命が重なって起きたこと、”いま”目の前にあることにフォーカスして、楽しもう

と思わせてくれた出来事でした。

フルムーン・コンシャスネス・パーティーに参加 in アカシャ

ウブド スーパームーン・コンシャス・パーティー アカシャ

こんなところに本当にパーティーがあるのか!?

ってくらい、田舎の森の中の小道を突き当たりまで行ったところに、ポツッと灯りが。

 

スクーターを駐車して中に入ると、そこにはまるで夢の中のような美しい世界が広がっていました。

駐車されているスクーターの数も尋常じゃなかったけど、なんとその日の参加者は300人を越えていたとか。

 

こんな山奥に、こんなにたくさんの人が集まってくるのか…となんだか感激しながら、奥ではすでにセレモニーが始まっていました。

 

みんなで空に手を伸ばして、なんか叫んでる。

人が多すぎて姿が見えなかったけど、セレモニーを仕切っている男性の声に従って、その空間を歩き回りながら、そこにいる人たちと優しいアイコンタクトを交わす。

 

「隣にいる人とパートナーになって、アイコンタクトをして」

と言われ、またここでも見ず知らずの人との長〜いアイコンタクトを。

そして手を繋いで、お互いに

I love you.

I wish you the best for you.

I care about you.

I want you to be happy.

などの、ポジティブな愛の言葉を合図に従って送り合う。

 

3回それを違うパートナーと繰り返すと、もう恥ずかしさや気まずさはどっかにいっていて、なんだか嬉しい気持ちになってくる。

知らない人でも、つながることができるんだ…!

ととっても幸せな気持ちになれて、愛を贈ることも、受け取ることも、とても気持ちの良いことだと気付いた。

 

そして、“love”って自分の恋愛のパートナーに対してだけじゃなくて、それよりもはるかにはるかに大きなものなんだと…。

 

最後にみんなでカカオを飲みながら、空に向かって

  • 私たちがいますぐに手放したいもの
  • 私たちが人生で引き寄せたいもの
  • 私たちが宇宙や地球のために願うもの

を祈りました。

私たちがいますぐに手放したいもの

ガイドの男性への呼びかけに、それぞれが思いつくことを叫ぶのですが、ここでは

“fear”(恐怖、心配)“war”(戦争)などの声が多く挙っていました。

私たちが人生で引き寄せたいもの

これはほぼ全員一致で

“love”(愛)

私たちが宇宙や地球のために願うもの

“harmony”(ハーモニー、共和)、”compassion”(思いやり)、”peace”(平和)

など、暖かい言葉が聞こえてきました。

私も隣にいる誰かもみんな欲しいのは愛だった

私たちが人生で欲しいものは何かを聞かれた時に、答えは一つ “love”だった。

私も隣にいる知らない誰かも、みんな欲しいものは愛なんだって、とってもシンプルなのに、目から鱗が落ちるような事実。

愛に飢えているのは私だけじゃなかった。

みんな愛を受け取りたいし、愛を贈りたいと思ってる。

 

カカオセレモニーで暖かい気持ちになった後は、レストランのビラの方に移動をして、

エクスタティク・ダンスを。

 

このイベントの主催者の方が、

「私たちはここでは、お酒がなくても、ドラッグがなくても楽しむことができる。」

といっていて、酔っ払ってなくてもそんなの気にせずに、みんな自由に音楽に合わせて周りの目を気にせずに踊っていた。

 

私も午前中のスタートダッシュがあったからこそ、隣にいる会話をしたことのない人とアイコンタクトもできたし、手を繋いでハグをして、愛や感謝の言葉も伝えられた。

そして私もそこにいる人たちと一体になってダンスをしていた。

 

気付いたら自然と私は、友達にハグしたり触れたりできるように。

 

2時間半踊ったり友達と楽しい時間を共有した後は、

ライブのピアノ、バイオリン演奏によるサウンドヒーリングのセッション。

 

それまで動物のように踊り狂ってたのにみんなパタリと静かになり、演奏を聴きながら、瞑想したり、横になったり。

人と人のハーモニーを感じた瞬間でした。

 

ポールとZiaは私の膝の上で子どものように寝ていて、普段だったらそんな近くに自分の友達がいることが嫌なんだけど、この時はすごく嬉しく感じれて、暖かい気持ちでいっぱいに。

 

11時前にパーティーはお開きになって、ヴィラに帰ってぐっすりと眠り、

次の日起きた時にも、まだ心の中から滲み出てくるような暖かさが残っていました💓

何の予定もなかった日が、忘れられない特別な一日に

もし朝、私が腰をあげてヴィラを出なかったら、この全ての経験や、新しい気づきは生まれなかったんだと思うと、こんな大きな体験をミスアウトするかもしれなかったのか…となんだか不思議な気持ちになります。

 

自分の気持ちを聞いて時にはspontaneousになったり、自分のコントロールのできないことはlet goすることで”いま”を感じたり自分を見つめ直す機会になったり成長への一歩をふみだすきっかけになったり出来事に感情を左右されるのではなく、教えてくれたレッスンは何かにフォーカスできたりと、新しい自分を発見できた日になりました。

 

この記事のメッセージが誰かに届くことを祈ってます✨