こんにちは、みさき(@misakitokyo)です。
実家のある筑波山に帰省のたびに登るようにしています。
理由は、いつも山からパワーをもらえるから。
今回の日本帰国でも筑波山に登ってきました❗️
実家から離れて暮らすようになると余計に、小さい頃から育ってきたこの大自然への感謝の気持ちが湧いてきます🌿
森林の中で新鮮な空気を吸うと、ストレスや邪念がリセットさて、れ心も体もエネルギーがチャージされるのが感じられて、登山しないと帰って来た気がしないんですよね。
また、登っている最中は自分と向き合う時間であり、自然がメッセージを送ってくれるかのように、山が人生のレッスンを教えてくれます。
「人生は登山のようなもの」なんて例えもありますが、登ってみると実際にそれを実感したり気付きがたくさん。
それでは、今回の登山で感じた5つの人生観をシェアしていきます。
筑波山についてのかんたんな概要から入るので、スキップしたい方は下の目次から興味のある見出しへジャンプしてください👇
筑波山は山全体がパワースポット
今回シェアしていく登山が教えてくれた人生観の前に、私の生まれ育った筑波山についてちょこっとご紹介いたします💓
筑波山は山全体に神々が祀られていて、パワースポットといわれています。
筑波山は、二峰の山が連なってできていますが、向かって左側が男体山でイザナギの神が、そして右側の女体山にはイザナミの神が宿っています。
筑波山のちょうど中心地に位置する筑波山神社は、男女の縁結び・夫婦円満のご利益があるとして有名なほか、筑波を地元とする人にとっては、人生の節目や季節の行事、商売繁盛などをお祈りする場として強く地域に根付いています。
(ちなみに、男体山と女体山の間を流れる川は男女川(みなのがわ)…筑波山の麓にある私の実家で江戸時代末期より造られている日本酒の銘柄となっています✨)
登山をしてみるとわかるのですが、山のところどころに神社が祀られていて、岩自体が神であったり、パワースポットとして有名です。

筑波山にはとにかく巨大な奇岩が多く、その岩に手をあててみると宇宙とのパワー・つながりが感じられるような神聖な場所です。
筑波山登山のススメ・コースは3通り!所要時間も紹介
筑波山登山のコース

※こちらのコース画像ははフォトつく様のものが分かりやすかったため、引用掲載させていただいております。
筑波山登山のコースは3つ
- 筑波山神社から男体山と女体山の間の筑波山頂駅を目指す御幸ヶ原コース
- 筑波山神社から女体山頂上を目指す白雲橋コース
- つつじヶ丘から女体山頂上を目指すおたつ石コース
それぞれのコースの特徴と目安となる所要時間は、
御幸ヶ原コース(登り90分、下り70分)…傾斜がきつめ・男女川の源流を見れる・自然が深く、アップダウンあり・ケーブルカーを間近でみることもできる
白雲橋コース(登り110分・下り95分)…傾斜は穏やかだけど一番長いコース・自然が深い・終盤は弁慶七戻りやいろいろな岩石を見ることができて楽しい
おたつ石コース(登り80分・下り70分)…一番かんたんなコース・ロープウェイ女体山駅のところで白雲橋コースと合流し、弁慶七戻りなどを楽しめるので、楽しくお得感のあるコース
となります。
今回私が登ったのはおたつ石コース。
ロープウェイの女体山駅のあたりまで30分、そこから女体山山頂までが30分でした。平日の朝早くだったので、あまり人はおらず、スイスイ登れた感じです。
休日で人が多いと細い道では前が詰まることもあり時間が長くかかるかもしれません。
女体山駅から女体山山頂までは、距離的には短いですが、傾斜があるので時間がかかります。
個人的には女体山駅までの方が大変です。女体山駅地点までつくと、弁慶七戻りや岩をみるのが楽しいのと、山頂が近づいてきた高揚感から楽に感じます。

女体山の山頂は、とにかく景色が最高。スカイラインが遠くまで見えます。
この日は山頂からの眺めを独り占めできたので、この絶景を前に瞑想もしてきました✨
【音アリでみてね🎧】
この前パッと家の裏の筑波山に登ってきた!
山頂からの景色がホントに綺麗なの✨
平日朝で誰もいなかった❗️私はうつで本当にダメなとき自然が癒してくれた💆🏻♀️💓
実家に帰ってくるたびに絶対登るようにしてて、エネルギーチャージできる私のパワースポットなのです🌿⛰ pic.twitter.com/YrHDsuhEbe
— ミサキトーキョー (@misakitokyo) May 27, 2019
下山は登ってきた道を帰って、女体山駅までが30分(降りる方が滑りやすく難しいです❗️)、そこからつつじヶ丘までが25分でした。
普段は気分によって、女体山と男体山の間の山頂駅からケーブルカーの乗って帰ったり、ロープウェイでつつじヶ丘駅に帰るなど、気分や交通手段によって決めています。
下山はケーブルカーやロープウェイを利用しても、また違った景色が見えるのでおすすめです。
初めてだったらおすすめは、”おたつ石コースで、女体山頂上から山頂駅に向かって下り、腹ごしらえをしてケーブルカーで下山”が良いのではないでしょうか。
筑波山頂駅付近にはうどんやお蕎麦、カレーなどが食べられる休憩所があります。山頂での腹ごしらえは達成感もあり最高です。
筑波山登山の難易度
日本百名山に入る筑波山ですが、標高は877mほどで、百名山の中でも一番低い山だそうです。
小学生頃は学校行事で年に一度登山をしなくてはならず、早い子についていくのが苦手で当時は登山がキライでした(笑)
それでも、小学生でも登れる山ですし、登山中には小学生よりも小さいお子さんや、ご年配の方も見かけます。
比較的登りやすい山とは言われていますが、ハワイのダイヤモンドヘッドとかよりは大変ですし、普段ジムに通っている私でも息切れ必須+次の日筋肉痛なので、登山馴れしてないときついでしょう。
筑波山登山におすすめな服装
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山頂が近づくにつれ、傾斜も急になって岩を登るようなところも出てくるので、動きやすい服装は必須です!
私は
- スポブラ
- トップス
- ジム用レギンス
- 普段運動している時に履いている靴(歩き馴れているもの)
- トレーナー
- ウエストポーチor小さなリュック
と、身軽で普段着ている可動性重視の服装でいきます。
ジムの格好に、歩き馴れている運動靴、真夏でない限りはトレーナーを着用。頂上に着いた時に標高が高いのと、登ってくるのにかいた汗で寒く感じるからです。
また、ウエストポーチや小さなリュックがあると便利です。
お水も忘れずに‼️
それではこの記事の本題、登山が教えてくれる人生観について書いていきます。
人生は山あり谷あり
下り道を進んでいるようでも、ゴールには着実に近付いている
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登山は山頂を目指すものですが、実際にコースに入ってみると、時には下り坂があったり、一見上に向かっていないのではないか?なんて道もありますよね。
急でしんどい道があったり、その後には緩やかで歩きやすい平坦な道になったりと、アップダウンを繰り返しながら、相対的には山頂というゴールに近づいている。
大変な時もあれば、自分の努力以外のところで助ける力が働いてくれて、スイスイと進めることもある。
まさに「人生は山あり谷あり」という言葉の通りですよね。
回り道をしているのではないか?なんて人生で不安に感じている場合でも、目標さえブレなければ、確実に近づいていますよ!
スタートしはじめが一番大変!
何事も始めは苦労するもの。それでも一度そこを越えればペースに乗ってくる

登山しはじめは、突然山道に入ると普段歩いている道とは違って、傾斜に慣れるまで息が上がりきつく感じるかもしれません。
しかし大変なのははじめだけ!
一度ペースをピックアップすると、はじめの”つらい”という気持ちはどこかへ消えてしまいます。
これは人生にも通づるもの。
初めての経験は、はじめが一番大変ですよね。
初めての仕事、初めての環境、初めてのスポーツ、初めてのデート…etc.
一度”はじめ”を乗り越えれば大丈夫。挑戦し始めは苦労するものです。
それでもその後には違った景色が見えるはずですよ。
心配して足元をしっかり見ることも大事。だけど顔を上げて周りを見渡そう!
広い視野を持つと、その先の美しいものが見える
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登山をしていると、転ばないようにと心配して足元ばかりに気を取られてしまいがち。
もちろん用心することは大切なことですが、それが取り越し苦労になってしまってエンジョイできなくなってしまっては本末転倒です。
注意することは大切、でも一度足を止めて顔を上げてみましょう。
緑いっぱいの自然や青い空、山からの美しい眺めは下ばかりを向いていては見えません。
落ち込んでいる時、あなたは背中が丸くなり、視線が下に向いてしまってはいませんか?
そんな時、意識をして上を向いてみる。
下だけ見ていた時には見えなかった美しいものに気付けるかもしれません。
これは、「足元だけではなく、全体像を捉える」といった意味にも捉えられますね。
コツコツと踏み出す小さい一歩が山頂に導いてくれる
小さな積み重ねを“継続”をすることが最終目的地点への近道

“Consistancy is the key🔑” –継続は力なり
山頂に着くまでにはコツコツと地道な一歩を踏み進めていくほかに、ゴールの方法はありません。
小さな一歩ではありますが、「塵も積もれば山となる」という言葉の通り、その小さな積み重ねが目標地点へ近づけてくれます。
一気にダッシュしすぎて疲れてもう動けない…となってしまうよりも、自分のペースで着実にコマを進め、継続する。
「急がば回れ」なんてことわざもありますが、山は山頂へは直線距離で登れないように、
登りやすいように危険な道や急すぎる道、自分の今のレベルにあっていない道は迂回しながら着実に一歩一歩踏みしめて進んでいくことが、実は最短でゴールへ到達する方法なのです。
同じ道でも登りと下りでは見え方が違う
立ち位置や背景・経緯によって受け取り方が変化する

同じルートを歩いていても、登りと下りでは全然景色が違うことに気付きました。
そして、ハッとしたのです。
「違う立場から見たら、同じ事柄も受け取り方が違うんだ」と…。
同じ現実があったとしても、誰が正しい・間違っているではない。
誰かのtruthが私のtruthと違うからといって、不機嫌になったり、怒る必要は全くないんだ。
違う角度から見たら景色が全然違うんだから、自分の考え方やモノの味方は全てじゃなくて、人生のバックグラウンドやその人の置かれている今の状況は私とは違うものなんだから、それを踏まえて全部それでいいんだって…!
もしこれから誰かとの不和不調があっても、この時の気持ちを思い出して受け入れられる自分でいたいと感じたのでした。
登山が教えてくれた人生観・まとめ
たった数時間自然の中で一人になるだけで、自分自身との対話が生まれたり、自然からのメッセージを感じ取ることができたりと、人生の気付きもある登山。
まずはご近所の公園などからでも、自然を感じてみてはいかがでしょうか。
パワースポットの筑波山に興味があるという方は、都内からも近く、日帰り旅行できる距離なので、週末のデイトリップにもおすすめですよ✨